秘書検定3級試験問題の回答方式
秘書検定準1級の試験は、ペーパーテストと面接がありますが、
秘書検定の3級、2級の試験は、ペーパーテストだけです。
秘書検定3級のペーパーテストは、マークシート方式で回答できるものだけではありません。
回答方式は、
- マークシート方式
- 記述式
この二つの方式から成り立っています。
秘書検定3級の出題割合
秘書検定3級の試験問題についていえば、試験問題の数は全部で35問とされています。
そのうち、4問が記述式問題として出題されます。
全問題の約9割がマークシート方式で、残る1割が記述式で出題されるということになりますね。
秘書検定3級の出題範囲
秘書検定3級の出題範囲は、秘書検定3級の合格基準のページでもご紹介したとおり、理論領域と実技領域からの構成とされています。
秘書検定3級の記述式問題は、このうちの実技領域からの出題となっています。
その詳細は、
- マナー・接遇領域から 2問
- 技能領域から 2問
という構成です。
秘書検定3級でよく出題される記述式問題
記述式問題では、実践力が必要となります。
見て覚えるだけでは身に付きません。
実際に書いてみる練習をして、身につけておきましょう。
秘書検定3級問題で、よく出題される記述式問題は、次のようなものになります。
手紙やビジネスレターなどの文章作成
片仮名の文書を漢字・平仮名まじりの文に書きかえる形式の問題がよく出題されます。
例題秘書検定の過去問を解いてみようのページ「問2」を参照。
尊敬語や謙譲語、接遇用語の使い方
ポイントは、
- 尊敬語と謙譲語を取り違えない
- 二重敬語を使わない
- 社内者を社外者に言うときは謙譲語を使う
などです。
例題秘書検定の過去問を解いてみようのページ「問1」を参照。
グラフ作成
グラフ作成もよく出題される記述式問題です。
与えられた数字でグラフを作る形式のもので、3級では棒グラフと線グラフの基礎知識が問われます。
グラフの書き方
棒グラフは、数値の比較などを示すときに用います。
線グラフは、数値の連続した変化、推移を示すのに便利なグラフです。
グラフを書くときは、まず、棒グラフか線グラフか、どちらが適当かを決めるところから始めましょう。